信州でもここ数年、温暖化の影響で猛暑の為、
設計段階から冷房(エアコン)を検討するクライアントさんが多くなってきました。
暖房だけなら、床暖房やパネルヒーターも良く採用しますが、
冷暖房に使えて、ぐっと性能が良くなっているのでこれからますますエアコンの需要は多くなると思います。
ここで悩ましいのがエアコンを隠すかどうか・・・
意匠的にはエアコンの存在は見せない方が建築的にはスッキリして良いと思います。
ただ、隠すことによって
エアコンの能力が十分発揮できなかったり、
万が一取り換える必要ができた時のメンテを考えると『隠す』『隠さない』はなかなか難しい問題です。
①箱を造り壁掛エアコンを完全に壁の中にビルトインして壁にはガラリが見えるだけ
➁壁から出して箱を造り前面をガラリで隠す
③壁の一部をへこませて露出でエアコンを設置
④割り切って壁に露出で設置
①~④をクライアントさんの考えをお聞きして使い分けています。
言えることは家具等が入り、生活していくとエアコンの存在はそれほど気にならなくなるということです。
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