『安曇野の家6』のお引渡しをさせて頂きました。
取説の前に薪ストーブに火を入れました。
最初のお問い合わせは2019年2月です。
最初は既存住宅のリノベーションの計画でしたが
敷地と既存建物の配置に問題があり、建替えで進めることになりました。
住まいに関するご要望は
リビングに土間的な空間を造りそこに薪ストーブを置きたい
壁は塗壁
土間収納
アイランドキッチン
暖房は薪ストーブとエアコンの併用
玄関から上がった土間スペースは床をタイル貼りとし、古い民家の土間的な要素の強い空間にしました。
主暖房になる薪ストーブ(シェーカーストーブ)を置いています。
土間スペースを挟んで、北側にダイニング・キッチン、南側にリビングを配置しています。
リビングの南側の開口部は引込みサッシを採用し、室内とフラットなデッキを設けています。
南東の道路脇の大きな桜の木はそのまま残しました。
主要室である3室は一体で使うことが多そうなので、土間スペースの段差は無くし、
床の仕上げ(タイルと唐松板)で空間を分けています。
LDKと土間スペースの東側は拾ヶ堰とその向こうに広がる田園風景を眺めるために
大きめの窓を配置しています。
リビングと土間スペースは屋根勾配なりの吹抜空間とし、2階の多目的スペースと繋がります。
吹抜を設ける事で薪ストーブの熱が2階にも効率よく廻るようにしています。
2階は寝室と多目的スペースと子供室2室を配置しています。
寝室と多目的スペースからは東側の景色を楽しむことが出来ます。
外壁は特注色の左官塗壁、木部は木の色をそのまま見せたクリアー塗装としています。
Yさん、完成おめでとうございます。
施工をお願いした大八木建設さんと初めてのお付き合いでしたが
質の高いお仕事をして頂きありがとうございました。
竣工写真は追ってホームページにUPします。
Comments