『木製サッシ』20210630
- 侘助
- 2021年7月1日
- 読了時間: 2分
千曲市にある木製サッシの会社に伺いました。

現在、工事中の『安曇野の家6』の薪ストーブを置く土間の東側の窓の木製サッシをお願いしています。

クライアントのYさんと仕事上のお付き合いがあるという事で今回、採用させて頂きました。
図面の承認が終わり、現在製作中です。お盆前には取付く予定です。
公共のお仕事が多く、伊東豊雄さんの設計の
『信州メディアガーデン』や『みんなの森 ぎふメディアコスモス』のサッシを手掛けられています。
サッシの構造や製作過程を見せて頂きました。



2017年に竣工した『追分の家』の木製サッシをお願いしました。

現在、見積中の『御代田の家』にも一部木製サッシを採用する予定です。
山崎さんから、いろいろとお話を伺い、工場内をご案内して頂きました。


『木製サッシ』の魅力は高い断熱性能はもちろんですが
木を使い丁寧に作られた住宅が、時間経過とともに色合いや質感が変化し、『経年変化』により美しさを増す『経年美』と同じではないでしょうか?
日本の寺社や民家で感じられる美しさは、経年美の代表例。
現在、住宅の窓の主流であるアルミサッシや樹脂サッシでは体現できない部分です。
悠の設計する住宅も『経年美』が感じられる建物にしたいと思っています。
その意味で、『木製サッシ』を使いたいのですが、予算面で難しい面が・・・
製作現場を見せて頂き、設計事務所が描く設計図を基に、施工図を描き製作するというフルオーダーの仕事であることを実感しました。
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