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設計工房 悠
島内の家
竣工 2006
主要用途 専用住宅(民家再生)
延床面積 280㎡
構造 木造
規模 地上2階
施工 (有)奈川建設 平成熱学
掲載 和風住宅 2007年
敷地は長野県松本市の郊外
ご夫婦(30代)と三人のお子さんの暮らす住まい。
築180年の本棟造り(長野県を代表する民家様式です)の民家を再生しました。
まず、骨組と屋根(手直しをしてあったのでそのまま)を残し、数回の改築が行われ新建材に覆われた内部の床、壁、天井を解体します。
その状態で建物をジャッキアップし、新たに基礎を打ちます。古い民家の弱点は基礎工事にある事が多いのです。
玄関、式台と上座敷・下座敷は創建当時のプランに直し、
その他のプライベートな部分は、創建当時『オエ』と呼ばれていた部屋をリビングにし、
そこを中心にキッチン、水回り、寝室は現代的な空間に甦らしました。
また、2階の使っていなかった部屋は子供室にしました。
リビングの上部吹き抜けを介して1階と2階が繋がっています。
暖房は灯油熱源の床暖房を採用しました。
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