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​屋敷林のある家・書庫

竣工    2020年
主要用途    書庫
延床面積  45㎡ 
構造    木造在来工法
規模    地上1階
施工    株式会社 布山工務店
掲載    
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​一期工事・二期工事に引続き、三期工事として書庫を計画しました。
三期工事では敷地の北側に東西に並ぶ付属屋の中で、痛みの激しい『ひきやば』と『きぐらや』を解体し、書庫を建てました。
仕事柄、蔵書の多いクライアントのMさんの為の20畳の書庫
西側の2階建蚕室の地下にあるムロへ降りる石積階段の屋根の架け直しと内壁、入り口の引戸のやり直し
書庫の屋根の上には天体観測が出来る1畳分の月見台を造りました。

書庫内の仕上げは、床は唐松の無垢板・壁は構造用合板・天井はラワンベニヤ
仕上材はざっくりとした感じの質感になっています。
解体した建物の梁に使われた、古い丸太梁を転用して使っています。
また将来、他の用途に変更する可能性があるので棚等は造らずに
20畳のワンルーム空間としています。
月見台はヒバ材で造り、屋根勾配を2寸の緩勾配としたので恐怖感は無いと思います。
外壁は全て杉の目板貼りとし、素朴なイメージを残しました。
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